うつ病の症状が改善してきたころに困ったこと3選

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困ったこと一つ目

うつ病がだいぶ改善されてきた時期に、私が困ったことを三つお話ししたいと思います。

一つは肉体的なことですが、うつ病の薬の副作用として、体重がどんどん増加するということです。

私は、2020年3月にうつ病を発症したのですが、発症から2年が過ぎるころまでに体重が14キロ増えました。

うつ病と言えば、気分が落ち込んだり、やる気が起きなかったりする精神の病気なのですが、体重がどんどん増加するため、見た目はふくよかで、なんだか悩みも無く、元気そうに見えてしまいます。

これだけ体重が増えると、まず、動くと疲れやすくなります。それはそうですよね。うつ病前と比べれば、いつも14キロの荷物を持って動いているようなものですから。知らず知らずの間に、筋トレをしているようなものかもしれません。

経済的な面でも、季節が変わるごとに1年前の季節の服が着られなくなっています。仕方ないので、服を買うしかありません。正直なところ、うつ病になって収入も減っている状態なのに痛い出費となるわけです。

体重増加で体に支障が

もともと68キロくらいの体重だったものが、82キロになりました。そうなると、いろいろと発症前とは違ってきます。

まず、足が太って正座が出来なくなりました。また、原因は同じだと思いますが、椅子に腰かけた際に、足を組むのもちょっと組みにくいんです。

体重が10キロ増えたころから、ヤバイと思い始めて、体育館でジョギングをしたりして、出来るだけ運動をするように心がけました。さらに、間食もやめて、食事もあまり高カロリーにならないように気を付けてはいるのですが、そんな努力をあざ笑うかのように、体重は増え続けています。

もうこれは、薬を変えてもらうしかないと思い、クリニックの先生に、お願いしました。変えるとうつ病の症状が悪化する可能性が有るので、変えないほうが良いと言われたのですが、どうしても変えて欲しいと言ってお願いしました。

今は、徐々に薬を入れ替えていき、数カ月をかけて完全に入れ替えました。
その結果、体重の増加は止まったようですが、減少するまでにはなっていません。

困ったこと二つ目

二つ目の困ったことは、根気が続かなくなって、記憶力も落ちたように思います。根気や記憶力については、もはや、うつ病以前には戻れないのではないかと感じています。

例えば、集中して取り掛かれば、2時間くらいで仕上げられる仕事が有ります。私の場合は、図面を書いたりする仕事です。これが、うつ病以前は、一気に仕上げられたのですが、うつ病になってからは、2時間集中するのは無理になってしまいました。結構だらだらと半日がかりくらいで仕上げる感じです。

私の場合は自営業ですので、時間がかかったら、その分残業して仕上げればよいので、ほとんど困らないのですが、サラリーマンの人は、集中力が無くなるということは、仕事に差し障りが出たりするのでしょうね。そのために無理を重ねて症状が悪化するケースも多いのではないでしょうか。

うつ病になると、集中力や記憶力が落ちるということは、うつ病を解説した本には、たいていは書かれています。高齢者ですと、うつ病をきっかけにして認知症を発症するケースも有るそうです。

もし職場にうつ病から復帰した人がいる場合は、発病以前よりは仕事に時間がかかるという前提で付き合ってあげて欲しいと思います

困ったこと三つ目

三つ目の困ったことは、人に会うと疲れるということです。誰でも、人に会うと多少は疲れると思うのですが、うつ病になってから、人に会った後の疲労感はすごく大きくなりました。

例えば、仕事の打ち合わせで午前中に1時間、お客様を訪問したとすると、その日の午後は、2時間くらいは寝てしまうという感じです。

うつ病以前は、午前中にA社を訪問し、午後からはB社を訪問する。場合によっては夕方にC社を訪問、というような感じで業務を行っていましたが、うつ病後は、1日1社が精いっぱいになりました。

この点も、私が自営業だから調整できる話で、もしサラリーマンなら、なかなか調整しづらいのではないでしょうか。こういったところで無理を重ねて、また病状が悪化して再度休職するというパターンになりかねないだろうと思います。

うつ病の治療方法が進歩して、薬を飲んでいると、ほぼ昔のように仕事ができる気持ちになるのですが、なかなか完全に元に戻るというのは難しいのではないかと思います。 上手に病気と付き合いながら、仕事復帰していくと考えたほうが良いのだろうと思います。

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