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マインドフルネスとは、どのような時に効果が有るのか?
うつ病でも、なかなか薬が効きにくい人も多いようです。また、症状が良くなって職場に復帰しても、ふたたび悪化して、休職してしまうケースもしばしば見受けられます。
そのような時に薬による治療とは別に、マインドフルネスと言いう手法が有効と言われています。
マインドフルネスという手法を使うことによって、心を落ち着かせて、安定した自分を取り戻すことが出来るようになります。
また、別に、双極性障害の人にしばしば見られる症状で、怒りがこみあげてきて心の制御に苦労するということが有ります。制御できないときは、暴れてしまうことも有ります。この怒りを制御する方法としても、マインドフルネスが使われるようになってきました。
マインドフルネスの一例をあげると、椅子に腰を下ろしてそっと目を閉じ、ゆっくりと呼吸をしながら、石が水の中を沈んでいく様子をイメージする、というようなものです。要するに、心を落ち着かせる訓練をする訳です。
この訓練方法は、いろいろなものが有ります。
その他には、物事の受け止め方を変えるとか、いったん違うことを考えるなどの手段も有ります。さまざま有るシチュエーションで、どのように受け止めて対処したらよいかなどが示されています。

マインドフルネスは体を動かす手法も有る
これらの手法はイメージングによって心を落ち着かせるのですが、これとは別に、身体を動かすことによって心を落ち着かせる方法も有って、ダンスをするとか、速足で歩くなどのやり方が有ります。速足は、とにかく自分に可能な最大の速さで歩くことがポイントです。
これは、速足で歩くということが大切です。走ってはいけません。走ってしまうと心に余裕が出来て、怒りにつながることを考える余裕が生まれて、怒りを抑えられません。全速力の速足で歩くと、心に何かを考える余裕がなくなり、歩いているうちに怒りが静まって、心が落ち着くという訳です。
私は、この速足で歩いて心を静める方法のレッスンで、先生と一緒に病院の中を歩いたのですが、先生の歩く速度は、ものすごく早かったです。思いっきり速足で歩かないとついていけません。
つまり、それくらいの速さで歩くことによって、心が落ち着くということなんです。
この手法は、怒りを落ち着かせること以外にも、使い道が有ると思います。
うつ病の症状への対処
私は、うつ病で、症状は最悪期に比べればだいぶ回復したのですが、まだ一進一退と思えるようなときも有ります。
先日も、仕事で、お客さんからの電話が鳴ると、ちょっとドキドキしてしまうような症状が出ました。特にクレームを言われたりしたわけではないので、原因はつかめません。
そこで、電話が鳴ってドキドキした際に、靴を履いて、近所を思いきり速足で歩いてみました。
すると、3分くらいの速足でしたが、なんだか心が落ち着いてきました。
理由も分からず、体に変調が出ていたので、そのことにもイライラしていたのですが、速足で歩いて、気持ちがすっきりしたようでした。
マインドフルネスを試してみませんか
原因が分からないので、問題が解消したわけではありませんが、こうやって気持ちを落ち着けているうちに、次第に回復してくれたらよいと思っています。 心を落ち着かせたいと思っているとき、マインドフルネスは、いろいろなシチュエーションで役に立つので、もし興味のある人は、書籍を買うか、主治医の先生に相談してみても良いと思います。
マインドフルネスにつきましては、今後、具体的な手法なども紹介していきたいと思っています。
