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職場では精神疾患が増え続けている
ストレスに向かい合うとき、マインドフルネスによる瞑想法も非常に有効な方法となります。
厚生労働省が行っている労働安全衛生調査によれば、2018年の調査で、メンタルヘルスの不調により1カ月以上休業した労働者がいる事業所の割合が、6.7%でした。
さらに、これを従業員が50人以上の事業所でみると、何と、26.4%を超えているという結果でした。
厚生労働省では、がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病に、精神疾患をくわえて、五大疾病としています。
職場においては、仕事上のストレスも有りますが、人間関係のストレスも大きなものとなっています。
ストレス予防には、まずは、会社として取り組むことが重要ですが、個人としても、ストレスを抱えないことや、ポジティブな出来事を増やすような行動をすることが大切です。
筋弛緩法による瞑想法
今回は、瞑想法でもある、漸進的筋弛緩法についてお話ししたいと思います。
漸進的筋弛緩法を行うとき、一つ一つの筋肉をリラックスさせるようにします。
方法は次のようにします
1.静かな部屋で一人の空間を作る 2.時間は充分に余裕をもって 3.椅子に腰を下ろして、ゆったりと深呼 4.リラックス出来る姿勢をとる 5.それぞれの体の部位ごとに、筋肉の緊張と弛緩を繰り返していきます 6.弛緩するときは気持ちもリラックスするイメージを描きます |
<解説>
- 気持ちが散らないように静かな部屋を選びます。慣れてくれば音が有っても大丈夫になって行きます。
- 時間を気にしなくても良いようにします。
- ゆったりと椅子に腰を下ろして、深呼吸をします。1,2,3,4,5で息を吸い、1,2,3,4,5,6,7で息を吐きます。あくまでも、ゆったりとした速度です。
- 充分にリラックスするまで呼吸を続けるようにします。
- 例えば、手と手首を緊張させ、3番の深呼吸をします。その際、吸うときは緊張させて、吐くときに緊張を緩めます。
順番の部位としては、手、肩、額、舌と口、首、胸、背中、腹、太腿、足首、というように、順番にその部位を意識して、緊張と弛緩を繰り返していきます。 - このとき、気持ちもリラックスさせ、順番に緊張とリラックスを繰り返した後は、全身がリラックスしているイメージを浮かべます。
ストレスに負けないためのスキルとして身につけましょう
このように全身をリラックスさせる方法を身につけると、心が壊れてしまいそうなストレスに出会っても、穏やかに受け止めることができるようになり、ストレスに負けないようになるので、ぜひ、身につけて試してみていただきたいと思います。