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「微笑(ハーフスマイル)」と「受け入れる手(ウィリングハンド)」を身につけましょう
マインドフルネスの手法の中で「微笑(ハーフスマイル)」と「受け入れる手(ウィリングハンド)」というものが有ります。
接客や挨拶のための有効な手段として語られることの多い微笑(ハーフスマイル)ですが、実は受け入れる手(ウィリングハンド)とともに、うつ病になって、さまざまな苦悩が襲ってくるとき、それに耐えて、気持ちを落ち着けるための手段として、とても有効なのです。

微笑(ハーフスマイル)の手法について
まず、微笑(ハーフスマイル)について説明したいと思います。
これは、微笑(ハーフスマイル)をすることによって、苦痛の心が落ち着き、穏やかになるための方法です。
心が苦悩に襲われているとき、微笑をしようとすると、ひきつった笑顔になってしまいます。これですと効果が有りませんので、まず、顔の筋肉をリラックスさせなければなりません。
頭の上からあごの先まで、リラックスさせます。もし、こわばっているようでしたら、いったん顔の筋肉に力を入れ、それから緩めるようにします。
顔の筋肉が緩んだら、左右の口角をすこし上げます。そうすると、顔の表情は、微笑しているようになります。
微笑(ハーフスマイル)の表情をしながら、穏やかな表情になっていることを意識します。そうすると脳が穏やかになって行きます。
しだいに心が安定してくることが、実感できるでしょう。
「受け入れる手(ウィリングハンド)」とは
もう一つ、「受け入れる手(ウィリングハンド)」について説明します。
これは、マインドフルネスの中心である、すべてを受け入れます、という考え方を体で表すものです。
まず、椅子に腰を下ろして、体の力を抜きます。そして、膝か太腿に手を置きます。手は外側に回転させて、手は握らずに、手の平を上に向けます。
手の平から指の先まで、力を抜き、リラックスさせます。
これは、立ったままでもできます。まず立ったまま、腕は下におろし、力を抜きます。このとき、多少ひじが曲がっても問題ありません。手を外に回し、手の平が上に向くようにします。手の平から指先までリラックスさせます。
手の平は脳とつながっています。あらゆる出来事、すべてを受け入れることで、心が穏やかになって行きます。

これらの手法は、普段の練習が重要
この「微笑」と「受け入れる手」は、急激な感情の変化が起こったときに有効なのですが、普段、練習することによって自分でコントロールできるようになります。
まずは、朝起きたらやってみましょう。朝起きたら、ゆっくりと呼吸をし、それから、微笑をしてみましょう。それから、受け入れる手もやってみましょう。
いつでも、気が付いた時に微笑をしてみることも良いでしょう。特に、イライラしていることに気付いたときには、微笑をして、受け入れる手もしてみましょう。いらいらした気持ちが、穏やかになって行きます。
嫌な気分からの解放
このように、「微笑」と「受け入れる手」を身につけることによって、イライラしたり落ち込んだり、または、激しい感情が襲って来たりしたときに、自分の気持ちをコントロールして、穏やかな気持ちになれます。
ぜひ、「微笑(ハーフスマイル)」と「受け入れる手(ウィリングハンド)」を練習して身につけていただければ、これまでコントロールできなかった嫌な気分から解放されていくことでしょう。