勤務先が倒産したとき、社員が生活再建する方法

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勤務している会社が倒産してしまったら、最初に心配しなければならないことが、自分の生活をどうするか、ということでしょう。

勤務先の倒産で、目の前が真っ暗に

私の場合は、妻と二人の子供がいて、しかも妻は専業主婦でしたから、稼ぎ手は私一人です。それなのに、私の勤務先が倒産してしまったのですから、目の前は真っ暗でした。

私は、50歳の誕生日の3日前に勤務先が倒産しました。そのとき私が抱えていた借金は、住宅ローンと車のローン、それに、上の子が大学生でしたから、学費ローンも借りていました。なにしろ、長女が通っていた大学は、私立の理系でしたから、学費だけでも年間150万円かかっていて、とても貯金だけでは賄えなかったのです。

特別な資格もない50歳の私が、仮に転職しても、これまでと同じ給料がもらえるとは思えません。そこで、もしも借金が全部無くなれば、転職で給料が下がっても、何とかやっていけるかもしれない。そう考えて、自己破産について、弁護士さんに相談してみようと思いました。

住宅ローンが有る人にのみ可能な生活再建の裏ワザ

弁護士さんに相談した結果、とても良いことを教えていただきました。
その内容は、住宅ローンだけを残して、それ以外の借り入れを、債務整理してしまうという方法です。

つまり、住宅ローンはきちんと払います。しかし、それ以外の借り入れは払えません。という方法が有ると教えていただきました。

この方法は、住宅ローンがある人にしかできないのだそうです。この点は、とても重要だと思います。

この方法を使うための重要なポイントとして、今後も住宅ローンを支払っていけるという根拠が必要だということです。例えば、再就職が決まって、その収入で支払うということが言えれば大丈夫とのことです。また、再就職が決まっていなくても、早急に再就職を決めます、という程度でも良いようです。

自己破産を考える前に、別の方法が有る

仮に、自己破産をすれば、自分たちが住む家も手放すことになります。そうなれば、せっかく長年に渡って支払い続けてきた住宅ローンも無駄になります。

もちろん、住宅ローンだけを残した債務整理という方法を使うと、これまで使ってきたクレジットカードは使えなくなるのですが、それでも、デビッドカードなら、VISAでもMASTERでも、新しく作ることができるので、特にカードがすべてダメということにはなりません。おそらく不便はないと思います。

この方法なら、自己破産ではありませんので、これまで通り、自分の家に住み続けながら再起を図れます。

私は弁護士さんからこの話を聞いて、心のもやもやが、少し晴れたような気がしました。 最後に一つだけ、教訓めいたお話をすると、もしもお金に余裕が有ったとしても、いざというときのために、住宅ローンは繰り上げ返済などはしないほうが良い、ということだと思います。

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