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勤務先が潰れたら、クレジットカードは作れません
前回のブログで、「勤務先が倒産したとき、社員が生活再建する方法」というものを書きましたが、今回のテーマは、それに関連して、自分の勤務先が民事再生になった場合、ぜひ、これをやっておいたほうが良いという内容になっています。
それは、数枚のクレジットカードを作っておくということです。
そんなもの、1枚有れば充分だから、お店で進められても断っているよ、という人も多いことと思います。
クレジットカードは、定期的な収入が無いと作れません。ですから、もし会社を辞めて転職活動をするとなった場合、その時点でクレジットカードを作ることは無理になります。仮に無職で申し込んでも、お断りの知らせが届きます。


民事再生になった場合の身の振り方
とにかく会社が民事再生になってしまったということは、そこに働く社員にとっては非常事態です。民事再生になった会社の社員が、どのような方向に進めばよいのかは、いくつかの考え方が有ります。
まず第一番目に、そのまま居続けるということです。民事再生が裁判所に承認されれば、会社は継続します。ただ、経営改善のため、リストラをするというケースも多く、必ず働き続けられるかどうかは、何とも言えないところです。
第二番目に、転職活動をするというのも選択肢でしょう。何しろ、会社は民事再生中なのですから、ボーナスも出ない可能性が高いでしょうし、昇給も望めません。自分の生活を守らなければいけないのですから、転職も有りだと思います。
第三番目は、独立起業することです。自分が会社でやってきたことを使って、独立起業するという方法も有ります。収入源にできるような仕事が有るかどうか、自分の経験を棚卸してみるのも悪くないと思います。
二番と三番を選ぶ場合は、会社を退職するわけですから、いったん、無職の期間が発生します。そうなってからクレジットカードを作ろうとしても無理です。
なぜ、クレジットカードが必要かというと、いろいろとお金のやり繰りをしなければならなくなる可能性が高いからです。

さまざまなケースごとに見るクレジットカードの必要性
例えば、一番を選んだとして、特にリストラもされず、同じ会社で働き続けた場合でも、しばらくはボーナスは無いと思って間違いありません。それどころか、賃金カットになる可能性さえ有ります。役職者の役職手当はカット、などということはよく聞く話です。
そうなったとき、すでにボーナス払いが有るという場合、クレジットカードに頼るしかありません。一時的にキャッシングを使うか、生活費をすべてクレジットカードで支払って、とりあえず給料をボーナス払いに充当するとか。とにかくクレジットカードが有れば、急場をしのぐことができます。
二番や三番を選んだ人の場合は、なおさらのことです。どうしても資金に困ったら、とりあえず生活費はすべてカードで支払い、それをリボルビング払いにすれば、当面の資金不足はカバーできます。ただし、リボルビングの金利はバカにならないので、転職や起業がうまく軌道に乗ったら、出来るだけ早く返済することが重要です。
クレジットカードの限度額も、カードを作ったばかりの時は、30万円くらいのケースが多いと思います。ただ、しばらく使っていると、割と早い時期に、限度額100万円くらいにはなりますので、カードが2枚有れば、200万円までは、いざというときは使えるので、かなり役に立つと思います。
限度額を上げておくという意味でも、早めに申し込んでおくことが大切です。