うつ病とは、どんな病気? 意外な症状もあります

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うつ病の分類

うつ病とは、どんな病気で、どんな症状が出るのでしょうか。
今回のブログでは、うつ病を軽く済ませる方法も記載していますので、ぜひ最後までお読みいただければと思います。

うつ病を経験していない人から見ると、うつ病のイメージは、眠れなくて睡眠薬を飲むとか、気分が落ち込んで、場合によっては手首を切ったりするというようなものでしょうか。

うつ病とは、気分障害の一つです。

気分障害は二つに分かれます。一つは、うつ病性障害で、もう一つは、双極性障害(躁うつ病)です。

双極性障害は、うつ状態と躁状態を繰り返す病気で、うつ病とは区別されます。

うつ病とは、うつ病性障害のことで、詳しく言えば、大うつ病性障害のことを言います。

いずれにしても、長期にわたる治療が必要なのがうつ病の特徴でもあります。

落ち込んだ気分とうつ病は違います

うつ病を経験していない人が、うつ病を想像するとき、仕事がうまくいかなかったり、受験に失敗したりして気分が落ち込んでいるときの気持ちを、うつ病のような状態だと考えると思いますが、実は、それは違っています。

仕事や受験で落ち込んだ気持ちは、逆に、仕事がうまくいくようになったり、別の学校の受験に受かったりすれば、すぐに回復するものです。しかし、うつ病の場合、状況が良くなったとしても、気分は回復しません

例えば、受験がうまくいって、うれしいはずなのに、せっかく合格した学校に行けなくなったり、慣れているはずの仕事が手に付かなくなったり、場合によっては、自宅でパソコン画面を見ることさえできなくなったりします。

会社の例で言いますと、うつ病になった社員が、精神的負担の少ない楽な部署に異動してもらったからと言って、うつ病が治るわけではありません。

うつ病には多くの症状が有る

うつ病は、単に気分が落ち込むだけではありません。食べ物が食べられなくなったり、身体が痺れたり、場合によっては、ベッドから起き上がることさえ難しくなったりします。現れる症状は人によって違いますが、身体に様々な症状が出ることが多いため、最初は、まさかうつ病とは思わず、身体の変調を心配して内科の病院を訪ねるケースも少なくありません

うつ病の治療中は太りやすい

私は、2020年の3月にうつ病を発症して以来、かれこれ3年半以上の月日が過ぎました。初期のころよりは、量は減ったとは言うものの、相変わらず薬を飲み続けています。

決して若くはない私ですが、特に大きな病気もしてこなかったので、薬を毎日飲むという生活は、うつ病になって、初めての経験でした。

うつ病の薬には、とても困った副作用が有ります。それは、体重がどんどん増えるということです。気持ちを落ち着かせる薬は、身体の新陳代謝を鈍くするため、その結果、食べたものがどんどん肉になって行くという感じです。

もちろん、うつ病の最悪期には、食欲がなくなり、ほとんど食べられない時期が続いたりするのですが、ちょっと回復して普通に食べれるようになると、今度はやけに太りだすという訳です。

ですから、うつ病になると食べられなくなって、やせ細っていくというようなイメージとは、ちょっと違っているんです。

私がうつ病を発症した時の症状

私の身体に現れた症状は、めまい、微熱、倦怠感、痺れなどでした。ベッドからトイレに行く際も、めまいがするため、壁に手をつきながら行った記憶が有ります。

最初は、てっきり、風邪だと思い、近くの内科に行きました。ところがちょうど新型コロナが話題になり始めた頃でしたので、病院の先生も、2メートルくらい離れたところから問診するだけでした。微熱が有ったため、コロナを疑われたのでしょう。

結局何の薬も処方されずに帰ってきました。

私が最初に内科を訪れたのが金曜日で、その後、市販の風邪薬を飲みながら、土曜日曜と寝て過ごしたところ、身体が少し回復したようでしたので、やはり風邪だったかと思い、次の週は仕事に出かけました。

ところが、すぐに身体に異変が起こりました。

月曜日から水曜日までは普通に仕事をこなしたのですが、木曜日の朝、ベッドから起き上がれなくなりました。身体がベッドに押し付けられるような感覚で、呼吸が苦しくなりました。身体中に力が入っていて、寝汗をかいていました。しかも、両腕が痺れて、立ち上がれませんでした。

なかなか起きてこない私を心配した妻が様子を見に来たので、私は、救急車の手配を頼みました。もはや、自力で起き上がることが困難になっていたんです。

救急車の行先が決まらない

救急車はすぐに来てくれたのですが、なかなか病院が決まりませんでした。コロナが急速に広まり始めたところでしたから、微熱が有って呼吸が苦しいという症状は、まさにコロナを疑われて、どちらの病院も受け入れてくれないようでした。救急隊員の方が、あちこちの病院に電話をかけてくれている声が聞こえてきます。

そして、1時間くらい、止まったままの救急車の中で待たされた後、ようやく救急車が走り出しました。車で30分くらいのところに有る、大学病院が受け入れてくれるということでした。

救急病棟での診断結果

大学病院の中の救急病棟の診察室で、さまざまな検査を受けました。身体が痺れると言ったものですから、内科の先生だけではなく、交代で整形外科の先生も検査をしてくれました。

その結果、身体はどこも異常がないということでした。
検査を担当してくれた内科の先生から、「身体の異常はないので、おそらく精神の病気でしょう」と言われて、精神科のクリニックを受診するように勧められました。そして、紹介状を書いていただき、お昼頃に、迎えに来てもらった妻の車で帰宅しました。お昼頃には体の痺れやめまいも治まっていたので、駐車場に止めた車まで歩くこともできました。

いよいよ、うつ病に認定された

救急車騒動から3日後、予約した精神科のクリニックで、うつ病との診断を受けました。自分で車を運転できる状態ではなかったので、妻に付き添ってもらいました。

薬を処方してもらいましたが、一度や二度薬を飲んだくらいで治る病気ではないので、この日から長いうつ病の闘病生活が始まりました。

うつ病を軽症で済ませる方法とは?

うつ病になると、とても長い闘病生活が続きますし、長期にわたって薬を飲み続けることが必要になります。
そうならないために、「うつ病発症へのカウントダウンを知らせる十の症状」というブログを書いています。ここにはうつ病を発症する前の「前兆を書いています。前兆に気付いて早目に治療を開始すれば、軽症で済ますことができると思いますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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