新規起業では、まず事業計画書の作成が重要です

もとブログ

この記事は広告・プロモーションを含んでいます

私が経験した事業計画書の重要性と作成の目的

新規で会社を立ち上げる場合、役所の手続きや銀行との交渉など、最初にやるべき重要なことが有ります。その中で、何が一番大変かというと、「事業計画書」を作成することだと思います。きちんとした事業計画書が出来上がれば、会社設立準備の3分の2は終わったようなものではないかと思います。

事業計画書は、その内容に基づいて、自分が行動していくものですから、言わば、新会社のバイブルのようなものです。

銀行借り入れをする際にも、事業計画書は重要です。新規に創業するのですから、経営者としての信用はゼロからのスタートです。その状態で、銀行や保証協会に信用してもらい、融資をしてもらおうとするわけです。融資をしてもらうための信用の基になるものが事業計画書ということになります

私自身も11年前に自分で起業したのですが、それほど多くの自己資金を持っていた訳ではなかったので、銀行から融資を受けて会社を立ち上げました。その際に、一番役立ったの事業計画書でした。事業計画書をきちんと作っておいたおかげで、銀行や保証協会に信用してもらえたと言えます。

事業計画書の内容は、大きく分けて、以下のような構成になります(一つの例です)。

 1.事業の概要
 2.取引先情報(販売先、仕入先)
 3.事業展開計画書
 4.設備計画書(事務所賃貸契約費用なども含む)
 5.起業費用、支払利息など
 6.授業を行う上での法規制など
 7.粗利益計画書(初年度)
 8.損益計画書(初年度から3年間)
 9.資金繰り表(初年度)

まだ設立していない会社のことを書くわけですから、すべて計画上の数字ということになりますが、説明できる根拠となるものが必要だと思います。

事業の概要の書き方は

今回は、事業計画書の1ページ目となる、1番の、「事業の概要」の作り方について説明したいと思います。

下記は、「事業の概要」の例の写真です

まず1項目目の企業概要ですが、会社名は、自分が付けようと思っている名前を書きます。まだ法務局の申請は通っていないわけですから(仮)となります。
資本金は、自分が用意しようと思っている金額を書きます。
従業員数は、最初は自分一人なら1名ですし、社員を1人採用するならば2名となります。
できれば、2年目、3年目くらいの予定数も記載すると良いと思います。

2項目目の経営者の略歴ですが、家族構成も詳しく書きます。あくまでも銀行に提出する目的ですから、例えば、大学生と高校生の子供がいる、というような情報は、信用力にもなります。また職歴は、どのような仕事を経験したかが分かるように書くことがポイントです。
自分のどんな経歴をもとにして、新しい会社を作っていくのかというストーリーにつなげていくわけです。

3項目目の創業の目的は、なぜその業種を選んだのか、どのように準備して、どんな会社を作りたいのか、などを文章にして記載します。

4項目目の自社の強み(セールスポイント)は、自分の強みを、どうやって会社の強みにしていくのかという内容で良いと思います。

5項目目の市場動向と自社の成長性ですが、これから会社を立ち上げようとする業界は、どのようになっているか、また今後どのように変化していくのかを見据えて、その中で自社は何をしたら成長できるのかを書きます。

書き方としては、おおむねこのような感じです。 事業計画の2番の取引先情報からは、また次回にお話ししていきたいと思います。

最後に、ココナラのご紹介をしたいと思います。ココナラはスキルのフリーマーケットと言われ、安く事業計画書の作成を請け負ってくれる人も多くいるので、相談してみるのも良いのではないかと思います。下のボタンから確認できますので、まず口コミなどを確認してみてはいかがでしょうか。

Follow me!

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました