この記事は広告・プロモーションを含んでいます
近年では、SNSを通じてユーザーへと商品広告をする企業が増えてきました。インフルエンサーに案件として依頼しPRしてもらう手法も今では珍しくありません。
まず、SNSをマーケティングツールとして活用するメリットの一つとして、拡散力が高いことが挙げられます。例えば、Googleなどの検索エンジンでは、まず検索をすることが前提となっていますが、一方でSNSは「いいね」や「リツート」などの拡散力によって検索せずとも幅広い層へと届けやすくなっています。
さらに、SNSごとの傾向や特長を捉え、狙ったユーザーへとピンポイントで広告を届けることもできます。そのため、現在ではマーケティングツールとして高い費用対効果が期待されています。
そこで今回は、SNSの中でも世界的に利用者の多いインスタグラムに焦点を当て、Instagram広告の出し方を分かりやすく解説するとともに、利用する上での注意点について解説していきます。
Instagram広告とは
Instagramは、アカウントをプロアカウントに切り替えることで、店舗の広告や自社商品の広告などを出稿することができます。
さらに、年齢や性別、興味・関心があるもの、職種、交際ステータスなどのターゲットを絞って配信できるため、インスタグラムは高度なターゲティングができるツールとして知られています。
その上、最低出稿金額が1日100円からの低予算での広告出稿が可能、臨機応援に広告の変更や中断ができるので便利で使い勝手が良い点に注目が集まっています。
Instagram広告の種類
Instagram広告は、種類も多く、目的に応じてさまざまな形式の広告を出稿することが可能です。
以下ではInstagram広告の種類を解説していきます。
写真広告
写真広告とは、Instagramのフィードに表示できる広告です。ただし、静止画とテキストのみの広告となっています。
動画広告
動画広告は、写真広告同様にInstagramのフィード上に表示することのできる広告です。写真広告と違い名前の通り動画とテキストの広告となっています。
また、表示されると自動的に動画が再生されるため、自然と目を惹きつけるという効果が有ります。
ストーリーズ広告
Instagramの中でも人気機能の一つであるストーリーズに表示できる広告です。本来はフォローしているユーザーが投稿したストーリーが表示されますが、その間へと自然に挿入されます。
スマホの縦画面全体の表示で画像・動画どちらも広告として出せるのでインパクトや没入感を与えることができます。
カルーセル広告
カルーセル広告とは複数の写真や動画、テキストをフィード及びストーリーズのどちらかに表示できる広告です。
複数の写真や動画を表示できるので、説明が必要な商材や複数種類のある商材など、伝えたい情報が多い場合に効果的です。
コレクション広告
コレクション広告とは、スワイプしなくても1画面で複数の写真を表示できる広告です。メインとなる大きな写真・動画の下部に写真を並べて表示することができます。
ストーリーズとフィードのどちらからでも広告を出せる上に、ショッピング機能によって購入までつなげることが可能です。
発見タブ広告
Instagramの検索時に使用する発見タブですが、この発見タブを使用時に表示される広告です。
ショッピング広告
ショッピング広告とは、商品タグをつけた投稿を広告として出稿できます。
ただし、ショッピング機能や広告を使用するには特定の条件を満たす必要があるため注意しましょう。
プロフィールフィード広告
プロフィールフィード広告とは、ユーザーのプロフィールからアクセスした投稿をスクロールした場合、投稿と投稿の間に表示される広告です。
ただし、非公開にしているプロフィールや18歳未満のユーザーは広告が表示されないので注意しましょう。
ブランドコンテンツ広告
ブランドコンテンツ広告とは、インフルエンサーの投稿を広告としてタイアップできる機能です。ブランドコンテンツ広告として配信する際は「タイアップ投稿」と表示されます。
Instagram広告の出し方
実際にInstagram広告を出したいと考えている方もいることでしょう。
広告を出すためには、Instagramアカウントをプロアカウントに変更する必要があります。支払い方法もFacebookページの「ビジネス設定」から「支払い」を選択することで設定ができるので予め設定しておきましょう。
また、広告を出す前に「認知度を上げる」「登録やインストールを促す」「購入」「動画の再生数向上」「実店舗への来店増加」などの目的を明確にしておきましょう。そして、実際にどのユーザーへと届けるかターゲットを定めておきましょう。
それでは、実際にInstagramから広告を出す方法を解説していきます。
- プロフィールから「広告」を選択
- 「投稿を作成」から投稿を選び「次へ」をタップ
- 「リンク先」を設定
- ターゲットオーディエンスを選択
- 「予算」と「配信期間」を設定
- 「確認」から「広告を作成」
- 審査承認で広告掲載がスタート
それでは1つずつ解説していきます。
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プロフィールから「広告」を選択
プロフィールから「広告」を選択しましょう。プロフィール画面に「広告」が表示されていない場合は、「プロフェッショナルダッシュボート」から選択することができます。
「投稿を作成」から投稿を選び「次へ」をタップ
実際に投稿してきた中からユーザーの反応が良かったものやアプローチしたい投稿を選択しましょう。
「リンク先」を設定
実際の広告をタップした際の遷移先として「あなたのプロフィール」「ウェブサイト」「店頭」のいずれかを選択できます。
ターゲットオーディエンスを選択
広告を表示させたいターゲットユーザーの詳細を「Automatic」「地域」「マニュアル」の3つから設定できます。「Automatic」は自身のフォロワーに似たユーザーをターゲットにする一方で「地域」では特定の地域を選択できます。
具体的にターゲットユーザーを設定する場合は「マニュアル」を選び地域や年齢、性別、趣味・関心などを登録しましょう。
「予算」と「配信時間」を設定
予算は100円～100,000円、期間は1日～30日で設定することができます。
「確認」から「広告を作成」
「確認」では、実際の広告出稿時のプレビューを見ることはもちろん上記で設定した内容に間違いがないかの確認ができます。
審査承認で広告がスタート
Instagram側の審査が承認されることで広告が配信されます。
Instagram広告の注意点
Instagram広告を出稿するためには広告ポリシーに基づいた審査に通る必要があります。
しかし、商材によっては個別に制限が掛けられているものや禁止されているものがあります。
例えば、違法な商品やサービスはもちろんのこと、タバコや成人向けコンテンツなどは禁止されています。また、アルコールやサプリなどの栄養補助食品などは制限が掛けられているので注意が必要です。
そのため公式から発表されている広告ポリシーやガイドラインを確認してから広告出稿をしなければ二度手間になってしまう可能性があります。よく確認してから広告を作成することをおすすめします。
まとめ
Instagram広告や出し方、注意点について解説していきました。
Instagram広告は、年々アップデートされ種類も増えています。他のSNSと比べても活用次第では、さまざまなユーザーへとアプローチできる点は最大のメリットといえます。
さらに、Instagramは全世界で月間10億人以上、国内でも3,300万人ものアクティブユーザーがいる国際的にも人気のSNSです。10代～20代の若年層や女性が多く利用していますが、徐々に40代～50代の世代にも浸透しつつあります。
10代～20代の若年層が多いということは今後の消費者層の中心でもある上に、40代～50代の幅広い層へのアプローチも期待できるSNSといえます。 是非、本記事を参考にInstagram広告を活用されてください。
