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InstagramとTikTokは現在では今や誰もが知るサービスです。しかし、実際にどちらを利用すればいいか迷っている方もいることでしょう。
Instagramは全世界でも月間14億人以上が利用し、国内でも10代女性の8割以上、全世代でも男女で3割と幅広い世代に親しまれています。
一方でTikTok動画は、2024年に全世界で16億人ものユーザーが利用しています。国内では10~20代の若年層をメインに近年では30代にも支持され、過去には流行語大賞に「TikTok」がノミネートされるほどの人気を博しています。
企業のマーケティングとしてもInstagramやTikTokは注目されており、特にTikTok内で拡散され流行した楽曲はYouTubeなどの外部サービスでも大きな注目を浴びるほどの勢いを見せています。
そこで今回は、InstagramリールとTikTokのどちらを活用すれば良いのか、リールの作り方はもちろん双方の違いに焦点を置き解説していきます。
Instagramリールとは?
リールは、縦長画面のショート動画を作成・投稿できるInstagram内の機能の1つです。元々は15~60秒までの長さでしたが2022年6月から最長90秒へとアップデートしました。
編集機能が充実しており、音源や動画の長さ、速度、エフェクト、タイマーなどの設定を使用して自由に加工しインパクトのある動画を投稿できます。
さらに、2022年5月に追加された「テンプレート」機能によって既存のリール動画を元に簡単にショート動画作成も可能です。そのためショート動画作成に慣れていない方もクオリティの高いショート動画を作成することができます。
年々、新しい編集機能やストーリーと結びつける機能などリールを取り巻く機能がリリースされており使い勝手や活用方法も進化しています。

Instagramリールの作り方
実際にInstagramリールを投稿しようと考えている方もいることでしょう。
以下ではInstagramリールの基本的な作り方について解説していきます。
- 「リール」を開く
- 「音源」の選択
- 動画の撮影
- 編集機能で動画の加工
- キャプションやカバー画像を設定
- 公開範囲を選択して「シェア」で投稿
それでは1つずつ解説していきます。

「リール」を開く
まずは右上のプラスボタンから「リール」を選択しましょう。ストーリーの編集画面のメニューからリールを選択することも可能です。
「音源」の選択
「音源」をタップするとリールで使用したい楽曲の検索や選択が可能になります。さらに、選択した音源内でサビなどの使用したい箇所を選ぶこともできます。
動画の撮影
実際に投稿する動画を撮影しましょう。リール内で撮影だけではなくカメラロールから動画をアップロードすることも可能です。
撮影時に便利な機能として「タイマー」や「ジェスチャーコントロール」「位置合わせ」「テンプレート」があります。
「タイマー」には2つの機能があり、動画の長さの微調整ができる機能の他、カウントダウン機能も付いているので、3秒と10秒の撮影開始までの時間を選択できます。
次に「ジェスチャーコントロール」は、撮影開始ボタンを押さなくても手をかざすだけで撮影開始と終了ができる機能です。しかし、バージョンによっては手をかざして撮影を止めることができないため注意しましょう。
「位置合わせ」では、長期的に撮影する際に前回の停止位置から次の動画を撮影したい場合に便利な機能です。前回の終了位置から次のスタート地点を決められる機能です。
そして「テンプレート」では、既に投稿されているリールを元にテンプレートとして選択し簡単に動画の構成や音源などを読み込むことができます。
編集機能で動画の加工
撮影した動画を編集機能で加工しましょう。編集機能は以下の通りです。
- 長さ(15秒、30秒、60秒、90秒)
- 速度
- エフェクト
- レイアウト
- リミックス
動画の長さはもちろん1/3~4倍速での設定やエフェクトによって華やかな加工が可能です。さらに、レイアウトでは画面を2~6分割したコラージュ動画を作成できます。
リミックスでは、投稿されているリールと撮影した動画とのコラボ機能となっており、元動画と同時に2分割で表示するか元動画の後に繋げて表示を選択できます。
これらの編集機能でも充分、クオリティの高いショート動画を作成できますが、「スプリット」や「スピード」など新機能も随時追加されています。
キャプションやカバー画像を設定
動画作成が完了後に右下の「プレビュー」から動画の確認後、「次へ」から実際の投稿画面へと遷移します。
投稿画面では、人物のタグ付けや動画の説明、ハッシュタグを記入しカバー画像を設定することができます。カバー画像は、プロフィールグリッドやリールタブにて表示される静止画を指しており、好きな写真を設定できます。
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公開範囲を選択して「シェア」で投稿
リールでシェア以外にも「フィードにもシェア」を有効にするなどの公開範囲を選択し、「シェア」から投稿が可能です。
「フィードにもシェア」では、プロフィールのグリッド上に表示される設定となっています。
プロフィールグリッドに表示された後にリールをグリッド上から削除することが可能ですが、一度削除すると再度グリッド上に表示することができないので注意しましょう。
また、シェアをした後はキャプションやカバー画像の再編集は可能ですが動画自体の編集はできません。

TikTok動画とは?
TikTok動画とは、TikTokのメインコンテンツの一つです。リリース当初は60秒以内のショート動画のみでしたが現在では15秒~10分までの動画を作成・投稿が可能です。
Instagramリール同様にアプリ内で動画の撮影から編集まで可能となっており、トレンド動画をメインに日々さまざまな動画が投稿されています。
さらに、「フォトモーション」を使用することで、指定された枚数の画像から自動で動きと音源をつけてくれる機能があります。そのため動画作成に慣れていない方も簡単に動画を作成することができます。
InstagramリールとTikTok動画の違い
加工して投稿できる点でInstagramリールとTikTok動画は似ていますが、大きな違いとして表示方法が異なります。
InstagramリールはあくまでもInstagramの機能の一つですが、TikTokは動画がメインコンテンツとなっています。リールはタイムラインや検索時にタップすることで表示されますが、TikTok動画はアプリを起動した最初の画面から動画が流れ始めます。
以下ではInstagramリールとTikTok動画の違いを紹介していきます。
リール | TikTok | |
年齢層 | 男女ともに幅広い世代が利用 | 10~20代がメインに30代も利用 |
動画の長さ | 15秒、30秒、60秒、90秒 | 15秒~10分 |
音源 | 流行曲でなくても拡散されやすい | 流行曲が拡散されやすい |
利用目的 | 興味関心のあるコンテンツを探すため | トレンドを把握するため |
上記の表から分かる通りInstagramリールは興味関心があるユーザー層に届きやすい反面で、TikTokは流行曲を使用することで拡散されやすい仕組みとなっています。
そのため、情報発信にはInstagramリール、流行に乗るにはTikTok動画と、使用目的を切り分けることが適した使い方ではないでしょうか。
まとめ
Instagramリールの作り方とTikTok動画との違いについて解説していきました。
双方ともにアップデートされており活用の幅も年々広がっています。マーケティングの場としても使用目的を考えた上で使い分けることをおすすめします。
また、動画の編集機能に関してもInstagramリールは新機能を続々とリリースしており、現在ではTikTok動画の編集機能と引けを取りません。編集機能で選ぶよりも各アプリの特徴を理解し使い分けることで、ファンへのアプローチや新規層の獲得に繋がることでしょう。
是非、本記事を参考にInstagramリールとTikTok動画を活用されてください。
