Instagramストーリーとリールの違いと、それぞれのメリット、デメリット

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Instagramは今や誰もが知るSNSではないでしょうか。Instagramは全世界でも月間10億人以上が利用している国際的にも有名なSNSです。国内でも10代女性の8割以上、全世代でも男女で3割と幅広い世代に親しまれています。

プロフィールで自身の世界観を表現することや友だち同士で気兼ねなく利用したり、実店舗探しや通販でもInstagramは使われています。

個人的な趣味以外にも企業のマーケティングとしてもInstagramは注目されており、機能を使いこなすことで効果的に活用することができるでしょう。

しかし、Instagramは通常の写真投稿とストーリー、リールなど投稿方法がさまざまです。

そこで今回は、ストーリーとリールの違いに焦点を置き、それぞれのメリットとデメリットを解説していきます。

Instagramのストーリーとは?

Instagramのストーリーとは、24時間の時間制限及び公開範囲を設定して投稿できる機能です。写真や動画を投稿できる上に文字やスタンプを追加し編集加工できる点や質問に答えることのできる機能など、自由に楽しんで投稿することができます。

さらに、ストーリーはホーム画面の上部に表示され、3秒のスライドショー形式で次々と見ることができます。

また、本来であれば24時間で消えてしまうストーリーを、自身のホーム画面でまとめて表示し続ける機能「ハイライト」もあるため、何度でも見て欲しい投稿を再度見てもらうことが可能です。

他にも別のユーザーが投稿した写真や動画を引用してストーリーで紹介できる「リポスト」や、使用できる条件がありますが外部リンクを貼れる機能「リンク」なども存在します。

Instagramのリールとは?

リールは縦長画面の最長90秒のショート動画を投稿できる機能です。ストーリーと同様にInstagram内で文字やスタンプで加工できる上にBGMやエフェクトで加工し、インパクトのある動画を作成できる編集機能も備わっています。

さらに、リール内にある「テンプレート」機能を使用することで、既存のリール動画をテンプレートして使用し、簡単に動画作成も可能です。

また、15秒以下の動画であればストーリーでリールを共有することも可能です。

ストーリーとリールの違い

加工して投稿できる点でストーリーとリールは似ていますが、大きな違いとしてリールは表示の時間制限はない上にフォロワーでなくても検索して見ることができます。

以下では、ストーリーとリールの違いを紹介していきます。

 ストーリーリール
表示時間24時間制限なし
足跡機能ありなし
公開範囲ありなし
表示場所・フォロワーのホーム画面上部 ・アイコンタップ・投稿者のプロフィールやリール ・フォロワーのフィード ・興味関心があるユーザーのフィード ・発見タブ ・リールタブ

上記の表から分かるように、最大の違いとしてユーザーの発見のしやすさが挙げられます

見てもらうユーザーを限定したい場合はストーリーが最適ですが、幅広く見てもらうことを狙いとした場合はリールが最適でしょう。

それぞれのメリットとデメリット

ストーリーもリールもそれぞれメリットとデメリットが存在しています。投稿内容によって使い分けていくことで、より効果的にフォロワーやユーザーへと投稿を届けていきましょう。

以下ではストーリーとリールのメリットとデメリットを紹介していきます。

ストーリーのメリット

ストーリーのメリットは以下の通りです。

  • フォロワーのみの限定した情報や告知に使用できる
  • 誰が閲覧したか分かる
  • フォロワーであれば投稿が目につきやすい

フォロワーのみの限定した情報や告知に使用できる

ストーリーの公開範囲や表示場所によって、限定したユーザーへのアプローチとなります。そのため、限定情報やキャンペーンやセールの告知場所として最適です。

誰が閲覧したか分かる

ストーリーを閲覧したユーザーは足跡機能として、投稿者が確認することができます。誰が投稿者に興味関心があるのか、投稿した時間帯によって誰がどの時間見に来るのかなどを確認できます。

フォロワーであれば投稿が目に付きやすい

ストーリーの表示場所は基本的にフォロワーのホーム画面の上部です。ストーリーを投稿することによって目につきやすくなります。

ストーリーのデメリット

ストーリーのデメリットが以下の通りです。

  • フォロワー獲得に繋がりにくい
  • 記憶に残りにくい

フォロワー獲得に繋がりにくい

ストーリーはフォロワーやプロフィールのアイコンをタッチしなければ見ることができません。つまり、ストーリーを閲覧しているユーザーは元から興味関心があるため新規のフォロワーの獲得には繋がりにくいといえます。

記憶に残りにくい

3秒で次のストーリーへと進んでしまうのでインパクトのあるストーリーでなければ記憶に残りにくいでしょう。

24時間の間はいつでも閲覧可能ですが、マーケティングとして活用したい方は、強く記憶に残るストーリーを作成しなければいけません。

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リールのメリット

リールのメリットが以下の通りです。

  • 新規フォロワーの獲得に繋がる
  • フォロワー以外のユーザーの興味関心を引きやすい

新規フォロワーの獲得に繋がる

リールはストーリーと違ってさまざまな場所で表示されます。投稿者のプロフィールやリールはもちろんのこと、フォロワーのフィードや興味関心があるユーザーのフィード、発見タブやリールタブなどフォロワー以外にも投稿が届きやすい仕組みとなっています。

競争率の高い通常投稿を使用するよりも、話題のハッシュタグに関連したリールを投稿していくことでリールタブからの検索の方が目につきやすくなります。

そのため、ストーリーと違って新規フォロワーの獲得にも繋がりやすいといえます。

フォロワー以外のユーザーの興味関心が引きやすい

リールはショート動画のため、例えばプロフィールから閲覧しているユーザーやリール以外から飛んできているユーザーへ、通常の投稿では伝えきれない魅力を伝えることができます。

フォロワー以外の興味関心を引きやすい点は新規のフォロワー獲得にも繋がることでしょう。ストーリーを投稿する前に、まずはリールや通常投稿で充実していくことをおすすめします

リールのデメリット

リールのデメリットが以下の通りです。

  • 動画作成の手間が掛かる
  • 誰が閲覧したか分からない

動画作成の手間が掛かる

通常の投稿と違ってショート動画なので動画作成の手間が掛かります。動画作成に慣れているのであれば問題はありませんが、全画面表示のショート動画という点で不慣れな方もいることでしょう。

既存の投稿されたリールをテンプレート機能を使用することで初心者にも使いやすさがありますが、毎回動画を作成していくことには時間や手間を惜しまなければいけません。

また、BGMなどの音楽の使用は、Instagramで配布されているものはInstagramがJASRACと利用許諾契約を締結しているため著作権侵害に当たらないため利用はできますが、Instagram以外の音楽を使用したい場合は著作権侵害に当たらないか注意する必要があります。

さらに、Instagramで作成したショート動画を保存し外部の共有サイトやSNSで投稿してしまうと著作権侵害となる可能性があるので注意しましょう。

誰が閲覧したのか分からない

リールには足跡機能がないため誰が閲覧したのか分かりません。

投稿したリールをストーリーで共有すればストーリーを閲覧しているユーザーは分かりますが、リール自体を閲覧しているユーザーを確認することはできません。

まとめ

Instagramストーリーとリールの違いと、それぞれのメリットやデメリットについて解説してきました。

Instagramは国内でも人口の4分の1が利用しているため、上手く機能を活用していくことでマーケティングの場としては有効です。

ストーリーとリールの違いから分かる通り、まずはリールや通常の投稿を充実させ、フォロワーが増えたところでストーリーの投稿を進めていくことが効果的なのではないでしょうか。 是非、本記事を参考にInstagramのストーリーやリールを活用されてください。

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