メルカリ、ラクマ、フリマアプリの買い方、売り方を解説。詐欺に引っかからないコツも教えます

もとブログ

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フリマアプリを使って自分の不用品を販売してみたいけど、どうすればよいのかと考えている人も多いと思います。また、中古で良いので、欲しいものを安く買いたい、という理由でフリマアプリを考えている場合も有るでしょう。

ここでは、初心者の人がフリマアプリを使って売買する方法を解説していきます。
売れるためのテクニックについても記載していますので、ぜひ最後までお読みください。

フリマアプリとは何か

フリマアプリのフリマは、フリーマーケットの略です。要するに、売りたい人と買いたい人が出会うサイトということです。ただし、売る人と買う人が、実際に顔を合わせるわけではないので、お金のやり取りは、運営会社が仲介するというシステムです。運営会社の手数料は、売る人から徴収されます。つまり、商品が売れると、売上金から手数料が天引きされます。そして、残りの金額が、売った人に支払われるということになります。

運営会社に支払う手数料ですが、メルカリが10パーセント、ラクマが10パーセント、paypayフリマが5パーセントです。
ただし、ラクマは出品状況によって手数料が少しずつ下がっていくので、取引きが多い人にはお得になって行きます。

フリマアプリの始め方

それでは、初めてフリマアプリに登録して、実際に売買する流れを説明しましょう。

基本的に、スマホで行います。フリマアプリは、代表的な大手の会社は3社です。おそらく名前を聞いたことが有ると思いますが、「メルカリ」「ラクマ」「paypayフリマ」の3つです。どれでも、App Storeからアプリを取得します。一番利用者が多いのはメルカリですから、まず最初は、メルカリから始めるのがおすすめです。

App Storeからメルカリのアプリを取得したら、画面に表示されるとおりに初期設定をします。初期設定が終われば、出品したり購入したりが出来るようになります。

あなたが購入者の場合

フリマアプリは、運営会社の事務局が取引きを仲介するフリーマーケット

通常のフリーマーケットですと、販売者(出品者)と購入者が直接お金のやり取りをします。しかし、フリマアプリの場合は、事務局がお金のやり取りの仲介をします。

まず、あなたが商品を購入する場合の例をお話しします。いろいろな商品を見て、欲しい商品が有ったら、「購入する」のボタンを押します。そうしますと、支払い方法を聞いてきますので、クレジットカードか、または、コンビニ・ATM支払いのいずれかを選びます。

クレジットカードですと、あなたが購入したものは、即取引き成立となりますが、コンビニ・ATM払いを選択した場合は、とりあえず仮の購入状態となり、コンビニ・ATMで実際に支払いを済ました段階で、購入が確定となります。
仮に、コンビニ・ATMを選択し、期限までに支払わなかった場合は、取引きがキャンセルとなりますので、忘れずに期限までに支払うようにしましょう。

購入が確定しますと、出品者のスマホ画面に、「商品が購入されました。発送してください」というメッセージが現れます。このメッセージが現れたら、出品者は商品を発送しても良いですよ、ということになります。

これは、クレジットカードですと、すぐにカード会社から決済されるので、商品を送っても大丈夫ですが、コンビニ・ATMの場合は、実際に支払われるまでは、商品を発送してはいけない、ということです。理由は、商品を送ったのにお金が支払われない、という事故を防止するためです。

このように、フリマアプリでは、不正取引が行われないような仕組みを作っているわけです。

「いいね」の機能を使いましょう

フリマアプリには、「いいね」を押す機能が付いています。いろいろな商品を見ていて、後でもうちょっと検討してみたい、という商品を見つけたとき、後で見返すときにすぐに見られるように、「いいね」を押しておくと、「いいね」を押した商品だけが表示されるコーナーに移動します。
後で見返すときに、とても便利ですので、気になる商品は「いいね」を押しておくと良いでしょう。

コメント機能を使う

たとえば、商品の状態がどうかをもう少し詳しく知りたい、とか、もう少し値段が下がれば予算が足りるのだけど、というようなことが有れば、「コメントする」ボタンを押すと、出品者に対して、コメントできるようになります。例えば、こういう角度からの写真を追加して欲しい、とか、あと300円値下げしていただけませんか、というようなことをコメントします。

コメントに対して、出品者から返事を貰って、もしあなたが納得したら、「購入する」ボタンを押して、先に進めてください。

購入した後にすること

「購入する」ボタンを押して、もしあなたが、支払いをクレジットカードにしていれば、そこで購入が確定します。コンビニ・ATM払いにしている場合は、実際に支払いが完了してから、購入が確定します。

購入が確定すると、画面が、購入者と出品者がお互いにやり取りできる画面に変わります。この画面は、購入者と出品者以外には見ることが出来ません。

購入したら、できれば、出品者に対して、コメント欄で一言挨拶しておくことをお勧めします。

「購入しました。お取引の間、よろしくお願いいたします」みたいな感じで一言挨拶をしておくと、取引きがスムーズになるでしょう。お互い、目に見えない相手とのやり取りですので、一言挨拶するだけでも、お互いに安心感が生まれますよね。

商品の発送

購入が確定した後は、出品者が商品を発送します。

それぞれの出品者の商品の紹介ページに、「発送までの日数」が記載されています。ラクマの場合は、「発送日の目安」と表示されていますが、どちらも同じ意味です。ここは、商品を出品する際、事務局が用意した3つの設定の中から、出品者が選ぶようになっています。「1~2日で発送」「2~3日で発送」「4~7日で発送」の3種類です。

出品者によって、購入後すぐに発送する人と、多少の余裕をもって発送する人がいることになります。やはり仕事の都合で、すぐに発送に行けない人もいるので、このような感じになるのでしょう。

ちなみに、出品者がうっかりして、自分が設定した日数の期限までに発送しないでいると、事務局から発送予定を過ぎていますという警告のメールが届きます。また、期限を越えて発送しないでいると、購入者の方でキャンセルが可能になります。

余計なトラブルを避けるためにも、出品者は自分が設定した予定の範囲内で発送を心掛けたいものです。もし、急な出張などで予定を越えてしまう場合は、購入者に対して、いつの発送になるかというコメントを送っておくと良いでしょう。

もし、出品者が期限を越えても発送しないままでいた場合、ある程度の日数を経過すると、事務局の判断でキャンセル処理されてしまいます。この場合は、いったん支払ったお金は購入者に返金されます。

出品者を評価する

商品が発送されて、手元に届いたら、まず、間違いなく購入した商品かどうか、確認しましょう。出品時に説明されていた内容と違う点が無いかも、確認しましょう。電気製品であれば、電源を入れて、動作することを確かめましょう。

商品が発送された時点で、購入者のスマホ画面には、出品者を評価する画面になっていますので、商品に問題が無ければ、「良かった」にマークして、送信します。コメント欄も有りますので、出来れば、「届きました。ありがとうございました」くらいの感じで、コメントすると、お互いにスムーズなのかなと思います。

もし、商品に問題が有る場合は、すぐに「残念だった」にチェックしないで、出品者に問題点を話して、問題を解決することをお勧めします。なぜかと言いますと、仮に「残念だった」にチェックしたとしても、それで送信してしまうと、その取引きは完了してしまい、もし問題のある商品だから返品したいと思っていても、返品はできなくなります。

ですから、問題が解決するまでは、評価はしないようにしたほうが良いでしょう。

最後に出品者が購入者を評価する

購入者が出品者を評価した後は、出品者が購入者を評価することになります。

出品者が購入者を評価すると、取引きはすべて完了したことになります。

こうなって初めて、事務局が購入者から預かっていた商品代金が、出品者のフリマサイト上の口座に入ります。

もし、フリマサイト上の口座に入った売上金を、自分の銀行口座に送金して欲しい場合は、サイトの運営事務局に対して、売上金の振込み申請を行います。メルカリの場合は、マイページの中に、振込申請という項目が有るので、それをタップします。振込申請をすると振込手数料が差し引かれて、出品者の指定した銀行口座に振り込まれます。この手数料は、メルカリの場合は、200円です。
メルカリイガイノサイトも、ほぼ同様の手続きです。

なお、paypayフリマの場合は、出品者が購入者を評価する、という工程は有りません。購入者が出品者を評価した時点で、取引きが完了となります。

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感想(1件)

あなたが出品者の場合

大手フリマサイトの3社とも同じですが、最初の画面の下の列の真ん中にある「出品」ボタンを押します。

バーコードを読み込む

限られたジャンルの商品だけですが、商品についているバーコードを読み込むと、その商品名や型番、商品ジャンルなどが自動で表示される機能も有ります。対応している商品は、本やDVD、家電、ゲームソフト、コスメなどです。バーコードが付いている品物を出品する際は、一応、試してみましょう。もし対応している品物であれば、入力の手間が省けます。

対応していない商品でしたら、すべて自分で入力することとなります。

写真撮影または写真を選ぶ

バーコードが対応しているかどうかにかかわりなく、次は写真に進みます。画面の上の方に、四角の枠が並んでいて、その中の一つにカメラの絵が有るので、そこを押します。そうすると、写真を自分で撮影するか、または、アルバムの写真の中から選ぶか、いずれかの作業をします。

本のように、いろいろな方向から撮影する必要が無いものでしたら、この段階で撮影を選択して、写真を撮ればよいと思います。

家電や装飾品などを出品する場合は、出来るだけいろいろな方向からの写真が有ったほうが良いので、事前に撮影をしておいてアルバムに入れておき、アルバムから選ぶようにした方が良いでしょう。

写真の撮り方

写真は誠実に撮影することを心掛けたほうが良いと思います。例えば家電品を撮影するとしたら、正面、側面、裏面、上から、下からを撮影して、その他に電気的な仕様が書かれている部分を撮影しましょう。あとは、キズや汚れが有れば、その部分の写真も必ず撮るようにしましょう

また、付属品は何が有るのかがわかるような写真も必要です。

洋服類の場合は、ハンガーにかけて撮った方が良いでしょう。正面だけではなく、後姿の写真も撮ります。

写真で、もう一つ大切なことは、背景です。あまりカラフルなカーテンなどの前で撮影すると、商品が分かりづらくなってしまいます。できるだけ白やベージュのような壁紙が背景ですと、商品の色が分かりやすくて良いでしょう。

商品の説明文

商品の説明文は、その商品が、現在、どんな状態なのかを分かりやすく書きましょう。

もし、新品を出品したのであれば、「新品・未使用です」と書けば、見た人は、新品がお得な価格で買えると、魅力に感じるでしょう。

逆に、目立つキズや汚れが有る場合は、どこにどのようなキズが有る、と言うふうに、分かり安く説明して、写真も添付するように書きましょう。もし、出品物が本であれば、書き込みやマーカーが何ページくらいある、などの説明も必要です。

キズなどの説明が無いと、購入者が受け取ったとき、キズが有るのに説明が無かったと、クレームになる可能性も有ります。もし、返品ということになれば、クレームの内容によっては、返送する運賃も出品者が負担しなければならなくなったりするケースも有ります。

ただ、フリマサイトで取引きされる商品は、基本的に中古ですから、特に目立つようなキズではなく、細かなキズの場合は、やむを得ないものだという認識が、お互いに必要です。

配送について 

配送料の負担

まず、送料が出品者負担か、着払いかのどちらかを選びます。

基本的には、出品者負担が普通です。着払いにすると、なかなか売れにくいという面が有ります。ですから、販売価格を決めるとき、運賃がかかることを頭の中に入れて、価格設定をしなければなりません。

配送の方法

配送の方法ですが、ここは、ぜひ、フリマサイトの事務局が管理している配送方法を選ぶようにしましょう。例えば、メルカリですと、郵便局が扱う「ゆうゆうメルカリ便」と、ヤマト運輸が扱う「らくらくメルカリ便」のいずれかということになります。なぜこの方法が良いかと言いますと、まず、運賃が割引になっていることです。さらに、日本全国一律料金なのもありがたいです。例えば、出品者が東京で、購入者が北海道や沖縄のように遠い地域だったとしても、料金の変動が有りませんので、誰に購入されても安心です。

そしてもう一つ大切なことが有って、それは、発送から到着まで、スマホ画面で状況が見られるということです。そして、配送状況はメルカリの事務局でも見られるということです。ですから、仮に、出品者が発送しましたと嘘をついたとしても、実際は発送していないことが一目瞭然なのです。

このことはとても大切なことで、後で説明しますが、たまに詐欺行為を働こうとする出品者がいるのですが、それを防止することにもなるのです。

このような事務局管理の運送方法は、ラクマでは、「かんたんラクマパック(日本郵便)」と「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」という名前です。Paypayフリマですと、「おてがる配送(日本郵便)」と「おてがる配送(ヤマト運輸)」となります。

なお、paypayフリマでは、利用できる便はこの2つしかなく、着払いや普通郵便などでは発送できないようになっています。

発送元の地域

ここは、出品者の県名だけが表示されます。出品者の県名が分かると商品が発送されると、あと何日くらいで到着するかという目安になります。

発送までの日数

この点は、前半に記載した、購入した場合の項に記載してありますので、そちらをご参照ください。

販売価格について

販売価格の決め方ですが、もちろん出品者が自由に決めれば良いのですが、同じ商品が出品されていた場合、価格がかけ離れて高かったりすると、結局、誰も購入してくれない、ということになります。ですから、価格を決める前に、同じものが出品されていないか、確認したほうが良いでしょう。

仮に同じ商品だったとしても、向こうはキズ有りで、こちらは新品ということでしたら、こちらは相手よりも高い価格でも売れるということになりますので、相手の商品の内容説明も確認しましょう。

極端に安すぎる価格を付けてしまうと、売れた後でそのことを知ると、損した気分になってがっかりしてしまいますよね。価格設定するときは、まず、同じ商品が出品されていないか、もし同じ商品が出ていなければ、似たような商品が出品されていないかなどを確認するようにしたほうが良いと思います。

「出品する」ボタンを押す

価格を入力したら、次は、メルカリの場合は、「出品する」ボタンを押します。ラクマの場合は、「確認する」ボタンを押した後で、「出品する」ボタンを押すという流れです。

これで、出品は完了です。あとは売れるのを待つだけです。

売れる時間帯が有る 

出品すると、タイムラインの一番上位に表示されますが、時間とともに、どんどん下の方に下がっていきます。つまり、出品して間もなくの時間が一番目につきやすいところに表示されているということです。

ですから、出品する時間帯はとても大切です、私が何時に出品したら一番売れやすいかを統計を取ってみたところ、夜7時から11時までが一日の中で最も売れる時間帯だということが分かりました。

ですから、この時間帯に出品することをお勧めします。もし、昼間に出品の手続きをした場合は、とりあえず下書きに入れておいて、夜7時を過ぎてから出品するという方法もおすすめです。

タイムラインの上位に表示させる

出品するとタイムラインの上位に表示されると言いましたが、それ以外でも、上位表示させる方法が有ります。それは、価格を下げるという方法です。メルカリですと、商品価格を100円下げると、新規出品と同じようにタイムラインの最初に表示されます。ラクマは50円下げると上位表示されるようです。

ただし、この金額はフリマアプリの運営会社が正式にこの金額を下げたら、ということを言っているわけではないので、変わってしまうかもしれません。

価格を下げずに上位表示させるためには、出品したものをいったん取り消しして、同じ内容で再出品すれば新規の時と同じように上表示されます。

とにかく、放置したままですと誰の目にも触れなくなるので、いずれかの方法で上位表示させるように心がけると売れやすくなります。

悪質出品者に騙されないために

フリマサイトには、最初から相手を騙してお金を取る目的の出品者がいます。

中には数十万円の被害に遭った人もいます。

被害に遭わないようにするために、大切なことが有ります。それは、商品を購入して、商品を受け取る前に、受取評価をしないことです。

なんだ、そんなことか、と思われるかもしれませんが、相手は言葉巧みに誘導してきます。

先に受取評価をしてしまうと、どんなに訴えても、あなたが悪い、という結論になってしまいます。この点につきましては、私のブログで2つほど、騙されないための方法を書いたものが有ります。

フリマサイトでのトラブルの避け方」「フリマサイトで騙される人の具体的なストーリー
以上の2つです。ぜひご確認いただければと思います。

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