フリマサイトで騙される人の具体的なストーリー

もとブログ

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前回、フリマサイトについて書いたブログでは、これをやったら詐欺に引っかかります、というお話しでした。

今回は、その、やってはいけないことをやってしまったら、詐欺に会うストーリーが、どのように展開するのかを説明していきたいと思います。

ついうっかり! やってはいけないことを、やってしまう手順

やってはいけないこと」とは、メルカリやラクマで商品を購入した時に、出品者から、「うちは発送する前に評価をしてもらうシステムです」と言われ、それを信じて、商品を受け取る前に、受取評価をしてしまう、ということです

では、これをやってしまった際後の、具体的な展開をお話しします。

まず、あなたは、メルカリで商品を購入しました。
すると、出品者が、「発送通知ボタン」を押します。
あなたのスマホに、「商品が発送されました」という通知が届きます。

そして、出品者からコメントが届きます。そこには、「うちは、受取評価を済ましてもらってから商品を発送するシステムですので、〝商品の中身を確認しました″にチェックを入れ、〝良かった″というボタンを選んでから、〝評価を投稿する″というボタンを押してください」と書かれています。

普通でしたら、それはおかしいと気付くのですが、初心者や高齢の人は、意外なほど簡単に信じてしまい、商品到着前に受取評価をしてしまうんです。
こうなると、あとは出品者が購入者を評価して、この取引は完了します。そして、購入代金は出品者に支払われてしまいます。

どんなに待っても商品は届きません。もちろん、お金も返ってきません。

この段階で購入者は、騙されたことに気付きます。そして出品者に、商品が届かないと、コメントを送ります。

しかし、返事は来ません。

そこで購入者は、メルカリやラクマの事務局に、騙された、というクレームを入れます。
すると、事務局の返事は、「あなたは受け取りましたという評価をしているので、この取引きは完了しています。こちらとしては、どうすることも出来ません」と言った内容の返事がきます。

あきらめ切れないあなたは、発送前に評価してくれと言われた経緯などを説明します。それに対する事務局の答えは、「もし騙されたようでしたら、警察か消費者センターに相談してみてはいかがでしょうか」というような返事になります。

購入者が次にとる行動は何か

購入者であるあなたは、当然、詐欺に引っかかったと思っているわけですから、警察や消費者センターへ行く訳です。
ところが、警察や消費者センターは、ほとんど対応してくれません。特に消費者センターは、「個人対個人の取引には介入しません、と言われるくらいだと思います。
警察でも、それは、メルカリやラクマに相談してください、と言われて帰ることになります。

どうしてもあきらめ切れないあなたは、もう一度、メルカリやラクマの事務局に連絡して、何とかしてくれ、と言います。

だんだんイライラしてきたあなたは、自分で交渉するから、相手の住所や名前や電話番号を教えてくれと、メルカリやラクマに言います。
すると、「それはプライバシーの問題が有るので教えられません」と言われることになります。

メルカリやラクマは、騙した相手を守るのか、という思いが募って、あなたのイライラはさらに増幅することになります。

そして驚きの結末が

怒りが頂点に達したあなたは、出品者に、再度、コメントを送ろうとします。
ところが何と、出品者はすでにメルカリやラクマを退会済みで、コメントさえ送れなくなっていました・・・。

まあ、こんな感じになります。

数十万円もする商品の取引でも、このような事例はしばしば起こっているのです。

結論としては、商品の受取評価は、必ず、受け取って、自分が購入したもので間違いが無いかを確認してから、受取評価をする。これは、絶対に守ってください。
今回は以上です。

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