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江戸時代に活躍した画家のうち、特徴ある活躍をした日本の代表的な画家のうち、三選をお話ししたおと思います。
江戸時代の絵師は武士だった
江戸時代では、それぞれの藩で絵師を抱えていて、絵を描かせていたようです。
江戸時代に絵を飾る場所と言えば、床の間ということになりますから、おのずと、掛け軸ということになります。
岡本秋暉(おかもと しゅうき) 花鳥に命を吹き込んだ画家
江戸時代後期の画家です。花鳥の絵が得意で、特に孔雀を描くことが得意でした。羽根の一枚一枚をていねいに描き、まるで命が有るかのような絵を描きました。
ここに載せた鳥の絵も、まるで絵から鳥が飛び立ちそうなほど、生き生きと描かれています。


岡本秋暉の絵は評判が高く、幕末期の江戸で、山本琴谷、福田半香、鈴木鷲湖と共に四大家と呼ばれていました。
春木南湖(はるき なんこ)天下の二老の一人
江戸中期から後期にかけて活躍した画家です。
伊勢長島藩主増山雪斎に仕え、長崎に遊学し、清人の画家から色彩などの技法を学んだ。
後に谷文晁の門下となり、花鳥画、山水画を得意としていきました。
やがて、「南湖、文晁を併せて、天下の二老と称す」と称されるほど、高い名声を得ていたようです。
一族は皆画家になり、長男南溟、次男西湖、孫南華・曾孫南渓・玄孫南江、とそれぞれ画家として活躍しました。


ここに載せた絵は、富士川の図です。南湖の得意な山水画です。この掛け軸は、大幅(たいふく)と呼ばれる大きなものです。
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滝和亭(たき かてい) 海外で評価されたモダンな日本画
文政13年に生まれ、明治34年まで生きたのですから、長生きの画家でした。
江戸末期、幕府に仕えながら、諸国を歴遊した画家です。明治に入って、ウィーン万国博覧会、フィラデルフィア万国博覧会、シカゴ万国博覧会に出品し、海外で人気を得た画家でした。
ここに載せた絵をご覧いただいてわかる通り、江戸から明治初期のころの絵でありながら、モダンな感覚で描かれています。


売却するなら、きちんとした査定の買い取り専門店で
今回は、江戸後期から明治初期にかけて、特色のある活躍をした画家をご紹介しました。
ここにご紹介した画家は、いずれも、現代においても人気が高い作家たちです。
もし、作品をお持ちの方で、家を建て替えたら床の間を作らなかったから、掛け軸は処分しようとお考えの方もいるのではないでしょうか。
その際、現代は掛け軸は人気が無いと言われますが、この画家であれば、それなりの値段が付くのではないかと思われます。 フリマサイトなどで、あまり理解の無い人に安値で売ってしまうより、きちんと査定してくれる買い取り専門店に相談してみる方が良いでしょう。